17番目の金融機関は高知県の宿毛商銀信用組合です。商銀と名のつく金融機関はかつて在日韓国系の金融機関が多かったのですが、宿毛商銀は在日韓国系ではなく、地域信用組合です。
預金量:18,850百万円
融資量:7,943百万円
預貸率:42.14%
自己資本比率:8.9%
不良債権比率:5.12%
店舗数:2
職員数:22
2019年度の決算は経常収益376百万円経常費用359百万円利益30百万円です。
本業の柱である資金収益と役務収益は336百万円で費用を賄いきれてません。
多くの金融機関と同様に有価証券の売却益により黒字確保している状態です。
しかしながら
貸出金利息 157有価証券利息配当金 163 役務取引等利益9 国債等債券関係損益 ▲3=本業収益326
経費 250 預金調達コスト26 信用コスト10(一般貸倒引当金繰入額0 個別貸倒引当金繰入額 10特定海外債権引当勘定繰入額 0貸出金償却 0ー貸倒引当金戻入益0ー償却債権取立益0) =本業コスト286
本業収益326ー本業コスト 286=本業利益40百万円は確認できることから不安は少ないと思います。
ただ、保有有価証券の内、その他の有価証券が半分を占めていることから有価証券価格の下落が心配です。
自己資本が1369百万円あるので20%程度の下落までなら耐えられそうです。
不良債権比率の5%はやや高い状態にあると思います。
本店 宿毛支店
https://maps.app.goo.gl/pimXEtzS92seDBL19
頑張れ宿毛商銀信用組合❗