busukakunの日記

かつて存在していた金融機関と今の金融機関のあれこれを書いています。

かつて存在した信用組合~その1

かつて、最初に本ブログでご紹介した、呉市職員信用組合よりも預金量が少ない金融機関は、2001年3月時点で

倉庫精練信用組合 預金量5億円
佐賀栄城信用組合 預金量11億円
大分県信用組合 預金量13億円
富山鉄道信用組合 預金量15億円

の4つの金融機関がありました。今生きている呉市職員信用組合を含めると、5つの金融機関のうち4つ無くなっているので生存率20%といったところでしょうか。

当時の呉市職員信用組合は、 預金量18億円 でした。18年間で21億円増加しています。

それぞれどのようになくなっていったか調べてみました。

倉庫精練信用組合
金沢市東証2部上場の染色加工の会社であった倉庫精練のグループ社員を対象とする金融機関でした。
2005年にグループ社員減少に伴う組合員数の減少により解散しました。

倉庫精練信用組合跡地 今は真如苑北陸支部の施設があるようです。
https://maps.app.goo.gl/CPvzracGaMHPrsKo7

佐賀栄城信用組合
佐賀県の職員を対象とする金融機関でした2005年に佐賀東信用組合と合併しました。同信用組合の県庁支店として店舗は佐賀県庁の1階に残っているようです。

佐賀栄城信用組合があった佐賀県
https://maps.app.goo.gl/7bXNW62Phayiht8a9

大分県信用組合
その名の通り、大分県の職員を対象とする金融機関でした。2002年に大分県信用組合と合併しました。同信用組合の県庁内支店として店舗は県庁の1階に残っているようです。
大分県信用組合があった大分県
https://maps.app.goo.gl/daAxL9Xazwa9cCEKA


富山鉄道信用組合
その名前の通りJR西日本の富山地区の職員向け金融機関でした。2002年に金沢鉄道信用組合、鉄道福井信用組合と合併して金沢鉄道信用組合となりました。その後、2005年に金沢鉄道信用組合北陸労働金庫に事業譲渡されています。