日本で5番目に小さい金融機関は大阪の中央信用組合です。
この信用組合も市場関係の金融機関です。
預金量:8,605百万円
融資量:2,612百万円
預貸率:30.35%
自己資本比率:10.31%
不良債権比率:6.09%
店舗数:2
職員数:14
上記の不良債権比率はかなり高い状態にあると思います。このコロナ感染の影響で、さらに悪化しないか心配です。
ディスクロージャーを確認します。
平成30年の決算です。
経常損失82百万円と赤字決算です。
前年は黒字でしたがわずかな額です。
株式売却益も15百万円出していますが、
本業の収益は
貸出金利息60百万円+有価証券利息配当金25百万円+役務取引等収益12百万円=97百万円
本業の費用は経費だけでも159百万円と本業で稼げない状態にあります。
さらに優先出資金910百万円あり、優先出資金が無ければ、債務超過状態に陥る状態です。
このままの状態だとかなり厳しい経営が続くのではないかと感じます。自己資本がまだ10%以上をキープしているのでやや安心ですが、取引業界の業況、コロナによる有価証券価格の下落等注意していく必要があります。
先に決算の内容をみた新潟鉄道信用組合や同じ市場信用組合の名古屋青果物信用組合と比較すると心配なイメージをもちます。
本店
https://maps.app.goo.gl/mge15i1RgGKDkhLB7
北部支店
https://maps.app.goo.gl/dhCdrJTJa14H9srK9
頑張れ中央信用組合❗❗